i.care シュクレNEXT体験記 2021/10/20

シュクレNEXTが、事業所内にあるのが当たり前になってきたi.careです

NEXTをお借りして、何よりも嬉しいのはメンバーさん達のリラックスした姿
そして「楽そうで、本当に良かったね」と口々に言ってくれるスタッフが増えた事

「ここをこういうふうに支えてあげたら、自然でリラックスできるね」という会話が増えて、姿勢について、さらに興味を持ってくれるスタッフが育っている事が、大きな成果です

今回の体験記は、かっこいい放ディKIDSをご紹介

S君は成長著しい小学校高学年。
ここ２年位の間に、ぐんぐん背が伸び手足も長くなりました。

低緊張のS君は、何とか自分で出来る対処として頭の重みで首を後ろに押し付けて、倒れてしまわない様に頑張っていました

最近は押し付けるというよりも、もはや仰け反ってしまうときもあり、上を見て過ごしている事が多くありました

S君の試乗は、放課後等デイサービス利用時のほんの数回なのですが、そこで乗ってもらうだけでも明らかな違いが

首ももちろんリラックスなのですが、驚いたのはです。
ずっと上を向いているからか、横にしてあげても、眼球が上方にある事が気になっていました。

シュクレNEXTに乗せた後、少しずつ視線が戻ってきました
だって、筋肉に引っ張られていますものねやはりリラックス、そして首や頭皮の血流の促進すごーく大事ですね。

何度も何度も首が「ガクン」と倒れ頭が落ちてしまった経験のあるS君。
こんなに首と頭を支えてもらったのは初めてなんだと思います
一生懸命座り心地を確かめている様でした

張りの車椅子は、最も大切な首の後ろのサポートがほぼ無い
背面だけウエーブしている、2Dの枕では到底この立派な頭を支えられ無い

初めてシュクレNEXTに試乗
首の力は直ぐに抜けて来たけれど、やっぱり眼球は直ぐには降りず、時間をかけてじわじわ

日頃の首の位置。
視界に入るのは壁の上の方&天井

３年程前のS君かわいい
首は後ろに押し付け気味ではあるけれど、身体そのものが小さかった為、何とか「反る」までしなくても過ごせていました。

ちゃんとリラックスできれば、こんなにも楽しめる
やはり、ある程度の身体の大きさのある人達には、張り調整の車椅子や座位保持では難しいな、と感じるこの頃。
せめて、頭だけでも独立したものにならないのかなぁ。