STEP2では、STEP1でご覧いただいた普遍的な変化が起こるメカニズムと理由を「体の物体的安定」という見方を元にご説明します。
キャスパー•アプローチは、筋肉やバランスにアプローチする手技ではなく、重力下での「体の物体的安定」を、環境として整えることを主眼とします。このキャスパーの「体の物体的安定」の環境が整うと「本来持っている機能」を使い出すことができ、「体の物体的安定」は、精神的な「安心」「安全」という心の余裕にリンクし、体と心の余裕ができるからこそ、意識が外へと向かい「自らの意思で始まる動き」となります。
言い変えれば、今の「体の物体的不安定」やその不安定から引き起こされている「不安」や「危険」からの開放とも言えます。
それらを実際に普遍的で継続的に起こっている事実をベースに「現象論」として解説します。