i.care キャスパーアプローチ体験記 2021/10/27

今回は、座位保持装置シュクレ等の元々の考えとなっている『キャスパー・アプローチ』の実践をご報告しますね👍
ちょっと長文になりますが、よろしければお付き合い下さい🙇
Sさんはi.careの存在を象徴する様な、医療的ケアフル装備の生活介護メンバーさん🖐️
元々の病気のためでは無く、側彎の進行によってひどい呼吸障害・辛い消化器症状が😰
心拍数130でSPO2 80台💦なんていう時間もを、耐えて生活してきていました🥲
i.careで過ごす中でも、だんだんと痰が出せなくなり、どうにもしてあげられない呼吸苦に、アンビューバックを1時間押した日もありました😭
呼吸器を日中も着けなくてはならない日が増えてきて…
そんな中で、コロナ禍がやってきました😱
何と、頼みの綱のPTに通えなくなってしまったんです💦💦💦💦
PTで身体を伸ばして貰わなければ、Sさんはもう呼吸器を外せなくなり、肺炎で入院も間違えなし😭
そこで、i.careで見ようみまねのストレッチをはじめました。
ストレッチする事で、驚く程身体がぐんぐん軟らかくなり、どんどん呼吸が楽になって来ました💕
もう日中呼吸器をつける事は、まずありません‼️(喘息発作にだけは勝てませんでした😅)
更にこの夏、村上さんよりキャスパー・アプローチの臥位姿勢をアドバイスして頂きました。
この姿勢を取るようになって、もちろん楽そうになったのですが、さらに最近よりストレッチとの相乗効果が感じられる様になって来ました😍
『身体に緩みを持って生きること』がどんなに大切か、身を持って教えてくれたSさんです。
Sさんが苦しんでいた💦時間分だけ、私達の「どうにかしてあげたい🥺」が育ちました。
そこでキャスパー・アプローチに出会えた幸運✨💕
これを皆様にお伝えする事で、少しでも感謝の気持ちが伝わったら嬉しいです❤️

キャスパー・アプローチは座位だけではありません! 本来のプロポーションを考えて、引き伸ばす事無くリラックスできる、しなやかさを保つ👍これがキャスパー・アプローチ💕
臥位姿勢に、村上さんよりアドバイスを頂いたところ

いつもスタッフ2名で身体全体をストレッチしています。
最近、また側彎のカーブが緩くなってきた気がします。

3年程前のSさん。
身体が、ほぼくっきり折れている感じ。
首と頭を押し付け、目線は右しか向けません。

ストレッチをはじめて、成果の出て来た頃。
右脇の骨盤と肋骨下の間が随分開くようになって来ました。が、左の凸部はやはり盛り上がっている。(平らに寝かせて盛り上がっている、と言うことは本来は下に沈ませないと他の部位に負担がかかると言うこと)

最近。
身体前面もなんだか平らになってきた。
これはストレッチだけでは改善しなかったポイント‼️キャスパー・アプローチの臥位姿勢で過ごす様になって約3ヶ月です。

キャスパー・アプローチの臥位
今は施設だけでしていますが、それでも1日の数時間を楽に過ごす事がどんなに大切か‼️
首は固定せず、真っ直ぐをkeep👍

さらに右にも左にも、自由に動きます🎵

自分の車椅子も何とかキャスパー・アプローチの様に工夫。
首・腕・足👣 どこもリラックス🤩
もう少し起きられる車椅子にできるといいな😌

3年前のSさん。若い😘
実は抱っこはしやすかったんです。
それは岩の様に硬かったから😭
介助者は楽でしたが、この不自然な姿💦

現在は、しなやかかでリラックスしている分抱っこは大変に😭💦
でも、呼吸が楽になったSさんのキリリ✨と活動している姿を見られるのが何よりも本当に嬉しい💕
滴下90分注入していた彼も、今やミキサー食注入をしています‼️

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